2021年4月16日(金)、医者シリーズの★7へんしんが解放されました。単に倍化率が上がっただけでなく、その対象範囲も変わっていたりしています。今回はそのレビュー記事です。
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カード情報から読み取れる内容
比較用に★6のときの情報も並べてみました(代表して赤属性の「リタ」)。
リーダースキル効果
★7へんしんすることによって、自身と同じ属性だけでなく、同じかいふくタイプのカードも倍化の対象に含められます。体力を倍化できない点に注意は必要ですが、回復力の倍化率の高さは現時点のぷよクエ内ではかなり良い部類になります。この点をうまく利用したいところです。
スキル:攻撃力&回復力倍化+自動回復
攻撃力と回復力を同時に倍化できるカードはいくつかありますが、★7医者シリーズが登場するまでは、大方ターン数は1でした*1。
また、倍化できる有効ターン数が伸びたことや自動回復できる点から、昨今のテクニカルクエスト(秘境探検など)で活躍できる可能性があります。特に、自動回復の発動ターン数の内で回復力が倍化しているため、デッキの状態を立て直しやすくなるでしょう。
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デッキ考察
★7医者シリーズのつかいみち
- リーダースキル効果にある回復力の倍化率を利用して、デッキリーダーとしてピンポイントで起用できる可能性あり
- 攻撃力と体力の両方を倍化できるスキルをもつカード
- 自動回復を発動して、デッキの状態を立て直す(テクニカルクエストで起用できるかも)
逆転回復プリズム割りデッキ
リーダースキル効果の回復力の倍化率を利用した例の1つです。リーダースキル効果:開幕プリズム生成を利用した、ギルイベ低層階・攻撃回復逆転ステージの攻略デッキを紹介いたします。
逆転ステージ用には、回復力の高いカードを詰め込む形でデッキを構築します。この手のデッキを構築するのに、★7医者シリーズをリーダーに据えた場合、サポーターにはプリズム生成&回復力を倍化できる「サンタフェーリ」がオススメです。
今まで★7医者シリーズと同様なリーダーの役割を果たせたのは、★7でとっくんボードで選択・要の「かわったエコロ」、ゴーストロリータシリーズであり、リーダースキル効果で回復力を4倍以上にすることができました。そして、それらの倍率と並ぶ”かいふくタイプ”のカードとして、★7医者シリーズ(4.2倍)が登場する形となりました*2。
おうえんデッキやタワーボーナスはやや低めに設定し、相手の弱点属性に対して挑む想定です。また、ダメージソースは「サンタフェーリ」以外の5枚で考えます*3。
上記の試算によれば、プリズム1個を割ると約1200万のダメージを与えることができます。よって、属性盾なし・逆転ステージにて、1200~6000万の体力値をもつボスに対応できると考えられます。そして、おそらくですが、1000体目以前の逆転ステージで十分対応できる範囲だとも考えられます*4。
有利/不利の属性を考えずに突撃したいのであれば、黄属性もしくは紫属性のデッキを構築しておくのも良いでしょう。黄属性「フェリックス」or紫属性「アガーテ」で上記と同様にデッキを組めば、減衰なしで600~3000万のダメージを出せます。
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最後に
医者シリーズは、通常ガチャからの排出やまぜまぜ召喚のラインナップに含まれており、比較的育てやすい部類です。使い所のあるカードであり、是非育てておきましょう。
*1:★7医者シリーズ登場までは、「サビク」「フォンダンなイスティオ」「ゼノン」の3種類が2ターン以上。
*2:ゴーストロリータシリーズと同等の倍化率ですが、医者シリーズ自身がかいふくタイプ…要はステータス値:かいふくが高いカードなため、ゴーストロリータや「かわったエコロ」よりもダメージソースとして計算できます。
*3:「サンタフェーリ」のようなカードは2021年4月現在で赤属性しかなく、他の属性でもこれぐらい出せるという最低限の目安を作るためです。なお、「サンタフェーリ」は属性に関係なく回復力を倍化できるリーダースキル効果です。
*4:先日のギルイベ・★7解放記念!幻獣プリンセスラッシュであれば、対応できる範囲だと考えられます。