2021年4月12日(月)、テクニカルクエスト「プワープ秘境探検 挑戦!きわどい魔界」絡みのカードとして「異邦の使いミリアム」が新登場しました。
カード情報から読み取れる内容
リーダースキル効果:条件付きネクスト変換&チャンスぷよ生成
異邦の使いシリーズで共通しているリーダースキル効果で、自属性と同じ色ぷよを消すとネクストぷよを変換します。また、敵を倒すたびに盤面へチャンスぷよを生成する動きもあります。
ステータスを倍化する対象も然り、「異邦の使いミリアム」をリーダーとして起用するのは黄属性メインのデッキです。
スキル:状態異常付与(毒)& 被ダメージ倍化
黄属性で毒を付与できるカードは、今回が初となります。
毒の有効ターン数は、★6では3ターン、★7では5ターンです。……ギルイベの1550体目以降で”毒入れ”を作戦に取り入れる場合では、★6ではやや足りないでしょう。
被ダメージ倍化の方は、条件で変動することなく付与される点と、スキル発動ぷよ数が少なめで発動できる点が特徴です。黄属性では、主属性5色を揃える「蒸気都市のアリィ」よりも扱いやすいかもしれません。
スキル発動までの早さを活かしたいところですが、2021年4月27日現在、それに合せられるカードはまだありません*1。このあたりは、今後の異邦の使いシリーズなどの登場を待つことになりそうです。
デッキ考察
異邦の使いミリアムのつかいみち
- リーダー起用は、黄属性メインデッキ
- 敵の被ダメージを倍化するカード
- リーダー起用でなければ、多色デッキでもOK
- できればスキル発動ぷよ数の少なさを活かしたいが、現状ではまだ厳しいか
ぷよクエ公式サイトデッキ例参考
「異邦の使いミリアム」をリーダーに置いているのが重要なポイントで、クロスアビリティを発動することによって自身のみ攻撃力を倍化することができます。加えて「コマレオ」の全体攻撃化、「ピカリ」で天気:雷&「ノーム」で敵全体に麻痺を付与することで敵を一掃することを狙っているデッキです。
……しかし、このデッキはどこで使えるのでしょうか?サポーターを入れているということは、サポーターが使えないテクニカルクエストではありませんし、全体攻撃化にするのであれば、ギルイベのような敵が単体で出現するような状況では意味を成しません。また、「ノーム」は付与できる確率が90%であり、確実に付与できない点は忘れてはいけません。
今回のテクニカルクエストで試すのであれば、「コマレオ」を抜いて「レガムント」をメンバに加えるデッキになるでしょう。また、「ノーム」を抜いて、神官エルフ「ディーナ」を加えても良いでしょう(ただし、麻痺は単体付与になります)。
最速発動!……まで後少しなデッキ
2020年4月現在、スキル:ワイルド化のところだけがまだネック(スキル発動ぷよ数:40)です。 あと、ネクストぷよを変換できるカードが重複していて過剰。
最後に
異邦の使いシリーズ3人目にして、一番使いやすいカードかもしれません。今回は黄属性メインのデッキ例しか載せていませんが、役割としては「クローラス」や「蒸気都市のアリィ」の代わりに多色デッキにも組め点が良いです。
*1:例えば、スキル:ワイルド化で「異邦の使いミリアム」と同数のスキル発動ぷよ数のカードはまだ存在していません