先日リリースされた「めくるめくアリィ」が使うことができる新しいフィールド効果:ラブリーオーラを動作検証していきます。
フィールド効果の説明文に関しては、公式サイトにある通りですが、実際に使ってみたらどうなるのかを確かめてみました。
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準備Ph.
めくるめくアリィのカード性能情報
先日の予習記事も、よろしければご参照ください。
検証Ph.
フィールド効果で得られる倍化率
まずは、下のデッキで「マジカル・シャルル」が紫ぷよ4個を消した時の数値を確認します。
左側の画像では236918となっており、右側の画像…敵側(青属性)に届いた数字も236918でした。
次に、フィールド効果:ラブリーオーラが発動している状況を作ってみます。
真ん中の画像では紫ぷよを4個消した時の数字です。先ほどと同じ数字で236918でした。それが敵側に届くことによって、1066131となりました。
どれぐらいの倍率が得られたのか計算してみましょう。
- 1066131 ÷ 236918 = 4.5倍
「めくるめくアリィ」のスキル・シャピートルアンは、”相手全体が受けるダメージを3倍”にし、攻撃時のメンバーが3属性以上いるため更に1.5倍になっています。
- 3 × 1.5 = 4.5倍
条件エンハンスのような、3属性以上の攻撃ではない点に注意してください。
状態異常の解除の挙動について
ラブリーオーラは、味方側だけでなく、敵側の状態異常も解除してしまいます。どのように解除されるのかを確認します。
まず、「カティア」のスキルを使って状態異常:怯えを付与してみます。
その後、「めくるめくアリィ」のスキルを発動します。
フィールド効果が発動した直後、敵側のカードが✨キラキラ✨光り、状態異常:怯えが解除されました。
更に、フィールド効果が掛かった状態で、「ミノア」のスキルを使って状態異常:怒りを付与します。
フィールド効果:ラブオーラの中、状態異常:怒りは付与されたままです。しかし、この後、ターンを経過すると、状態異常:怒りは解除されます。
考察Ph.
フィールド効果:ラブリーオーラの発動順
ラブリーオーラが適用されていても、ターン数を経過していなければ状態異常を付与することができます。よって、ラブリーオーラは真っ先に発動すべきフィールド効果となります。
また、ラブリーオーラは状態異常以外を解除しません。例えば、盾破壊、被ダメージ倍化、攻撃力ダウンなどです。被ダメージ倍化は「めくるめくアリィ」のスキルに含まれているため、組むべきカードはそれ以外となります。
さらに、状態異常をどうしても加えたい場合は、ラブリーオーラを発動させた後になります。
スライド+かどサバ+スぺエコの場合
★7「めくるめくアリィ」でないとできませんが、下記のような流れで攻撃することができます。
- 「かどめくデーモンサーバント」などのスキルが溜まっている状態
- 「めくるめくアリィ」のスキル発動、ラブリーオーラを適用
- 「アポストロス」のスキルで、デッキの中身をスライド
- 「かどめくデーモンサーバント」のスキルを発動し、デッキ全体が状態異常:封印に陥る
- 次のターンでラブリーオーラの効果が発動し、状態異常:封印が解かれる
- (スキルはまだ貯めている最中で)4属性以上の攻撃を発生させ、「スペース☆エコロ」のフィールド効果:ミラクルスペースを発動、ラブリーオーラは上書きされて消える
- 全員分のスキルが溜まり、スキルをすべて発動させて攻撃
上記の流れの場合、フィールド効果:ラブリーオーラは「かどめくデーモンサーバント」による封印を解くために使うのと、「スペース☆エコロ」のフィールド効果を発動させるために使用します。
フィールド効果の発動順は、ラブリーオーラは自分のターンが始まったときに効果が発動し、ミラクルスペースは敵のターンが終わったら発動します。そのため、上記 5. 👉 6.の流れが起き、ラブリーオーラはミラクルスペースに上書きされます。「めくるめくアリィ」によって得られていた倍率は、1.5 × 3.5 = 5.25 倍(フルパワーなら6.3倍)が 2.4 × 3.5 = 8.4倍(フルパワーなら10.8倍)になります。
なお、このデッキ例では、スキルが1ターンで貯まれば上記 5. 👉 6. の間も攻撃できるかもしれません。
ミラクルスペースが使える「スペース☆エコロ」に関する情報は、こちらをご参照ください👇
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最後に
「めくるめくアリィ」は、被ダメージを倍化できる筆頭となりそうです。ただし、ラブリーオーラの発動順は最初となるように注意してください。
補足
敵側の攻撃にもフィールド効果は適用されるのか?(追記:4/28 Wed.)
結論を先に述べると、敵側にも適用されます。
敵側の攻撃も3色揃っていれば1.5倍になることが、上の画像で確認できます。