2021年5月1日(土)、新たなぷよフェスとして「スカイパレードのヴィオラ」が新登場しました。今回はスカイパレードのヴィオラの起用方法について考えてみる記事です。
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カード情報から読み取れる内容
リーダースキル効果
ステータスを倍化する対象は、自身と同じコンビネーションを持つ「ガールズ」「天空」「はばたき」で、いずれかのコンビネーションを持っていればよいです。
また、9個以上の同時消しを達成できれば、ネクストぷよにチャンスぷよを生成することができます。サポーター側にはリーダースキル効果:なぞり消し増や、最近ではプラス状態ぷよを生成できる効果(例えば、「ひやくのウィッチ」「めくるめくアリィ」が持っている)と相性が良いです。
スキル:攻撃力倍化
「影山飛雄」や「木之本桜&ケロちゃん」にあったような*1、両隣と自分自身の攻撃力を倍化します。コラボ系のカードで目立っていたスキルが、遂にぷよフェスでも登場した……といったところでしょうか。
通常、攻撃力を倍化できるカードは、デッキ全体が対象となるように考えるのがほとんどです。ただ、「スカイパレードのヴィオラ」のようなカードで倍化する対象を狙い、ダメージソースを効率よく上げた方が良い場合があります。例えば、自分自身を連撃化する「ジーニアスナイトクルーク」「棒術のラフィーナ」「かざみどりのザラ」などの隣に「スカイパレードのヴィオラ」を配置する手法です。
また、単純にデッキ内で攻撃力の高いカードのみを倍化させるような配置でも効果はあります。下記、色々と仮に値を設定していますが、全体の攻撃力を5倍にするよりも、攻撃力の高いカードに対して9倍したほうが攻撃力が高い例を示しています👇
全体的に攻撃力を5倍した値が、1395万だったとします。
下記は、攻撃力の高いカードに対して9倍した例です👇
その値は1535万となりました。ここから更に別の要素…条件エンハンスや被ダメージ倍化などを掛け算していくと、差は顕著に現れてきます。
なお、攻撃力にバラツキが発生するのは、デッキ内のタイプやコストに色々な種類が混ざっている場合です。デッキ内の各カードの攻撃力をみて、「スカイパレードのヴィオラ」を起用するか検討してもよいでしょう。
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デッキ考察
スカイパレードのヴィオラのつかいみち
- リーダー起用は、コンビネーションさえ合えば、紫属性メインでも多色デッキでも可能
- 両隣&自分自身の攻撃力を倍化するカードであり、隣に攻撃力を大きく倍化させて効果の高いカードを置く
- デッキ内の攻撃力にバラツキがあった場合、攻撃力の高いカードに対してスキルで効率よく倍化させることもありうる
プリズム砲デッキ
今回のデッキ例は、隣のカードの攻撃力を倍化できることを活かしたものであり、「木之本桜&ケロちゃん」などでも構築できるデッキです。
* * *
今回は、実際にギルイベで登場した下記条件のボスを想定してみました。
- 弱点属性以外に属性盾をもつ(e.g. 敵が赤属性だったら、持っている属性盾は赤・緑・黄・紫)
- 体力値は300億
- たいりょくタイプに対して、先制で状態異常:スキル封印を付与してくる
3番目の条件により、冒険家シリーズを利用した体力砲を使用することができませんでした。よって、それ以外の攻撃手段に頼ることになります。
その対策として、下記のようなデッキを組んでみました👇
蒸気すずらんと呼ばれている「蒸気都市のりんご」「蒸気都市のフェーリ」を両輪にデッキ構築することで、スキルの発動までを早めることができます。
このデッキで「スカイパレードのヴィオラ」は、自分自身と「リャタフー」「蒸気都市のアリィ」に攻撃力を倍化させます。
攻撃方法は「アルル&カーバンクル」のスキル:プリズム砲を利用し、例えば、敵が青属性であれば、「リャタフー」がダメージソースと考えます。
「蒸気都市のアリィ」はノーマルスキルで発動させ、「リャタフー」のみで455億のダメージを与えることができます*2。他の属性に関しては、属性盾がついていることによってダメージ値が100分の1にカットされてしまっているため、実質「リャタフー」だけでダメージを与える形になります。
* * *
次に、敵が赤属性だった場合はどうするかを考えます。
その場合、「スカイパレードのヴィオラ」を「アルル&カーバンクル」の隣に配置します(「蒸気都市のアリィ」と「スカイパレードのヴィオラ」の位置を入れ替えます)。そうすることで、ダメージソースを「リャタフー」から「アルル&カーバンクル」に切り替えます👇
その結果、「アルル&カーバンクル」で447億のダメージを出すことができます。
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最後に
今回のデッキ例は、先日のギルイベで実践済みです。なかなか早く倒すことができましたよ。