先日、当ブログ上で聖闘士星矢のカードを一通り紹介しました。
ただ、定量的な部分をほとんど述べることができず考察もできませんでした。今後、少しずつですが記事を作成していこうと思います。今回は、「射手座の星矢」のスキル砲に関する記事です。
目次
前置き
スキル砲+当ブログ上の説明
盤面上の色ぷよを一切変化させずにカードのステータス値を参照して攻撃できるスキルを”スキル砲”と当ブログでは呼んでいます。「戦乙女アルル」などの色ぷよを変換させて攻撃するものは、“盤面変換系”と区別しています*1。区別すべき理由としては、スキル発動から攻撃が当たるまでの時間の短さです。殊にギルドイベント(以下、ギルイベ)では“盤面変換”の動作の時間を嫌います。盤面変換は、下手すると変換後に連鎖も起きてしまったりして、更に余計な時間が発生するかもしれません。
黄属性のスキル砲
ステータス値を参照してダメージを与えるスキルを持っているカードは攻撃力だけでなく、体力値や回復値を参照するものもあります*2が、今回は攻撃力参照するもので比較したいと思います。なお、今回比較対象として挙げる「めしあがレガムント」は、2019年8月に開催された第5回プワープチャレンジの報酬カードです。
検証
「めしあがレガムント」と「射手座の星矢」の比較
スキル砲を活かすには、発動の速さだけでなく、如何に速く発動させるかに重きを置きます。ここでは、“なぞり消し増”と“開幕ネクスト変換”のリーダースキル効果を持つカードを起用で考えます。黄属性では、「サタン&カーバンクル」「きいろいあやしいクルーク」を組み合わせます。
今回の「射手座の星矢」のリーダースキル効果が“自身の攻撃力を更に2倍”にするのですが、上述のスキル発動の速さの観点では選択しづらいと考えます。
試算
他の前提条件は、下記の通りです。
- カードのステータス値は、Lv、プースラ、とっくんボードをできる限り上げ切ったものとする
- おうえんデッキによるステータスアップは考慮しないものとする
- 敵は、属性盾をもっていないものとする
- 敵は、有利/不利属性かどうかは考えず、等倍で考えるものとする
- タワーボーナスは、上限値(200.00%up → 3.0倍)とする
- ギルイベでの特攻カードは、Lv4 を4枚を控えに組んでいるものとする
- 1枚はデッキ条件に合わせた仮置きのカード(青字でこうげき値4000)とする
めしあがレガムント
射手座の星矢
ダメージ値に関しては、下記の通りとなりました。
- めしあがレガムント:7.2億
- 射手座の星矢:9.3億
「射手座の星矢」が強いのは当然。実際にダメージを出そうとすると、2億ぐらいの差が出ました。……ただ、正直なところ、「めしあがレガムント」でも十分な火力が出るようにみえます。「射手座の星矢」の方が活躍できるかは、今後、ギルイベでのボスの体力ゲージがどのように設定されるかで判断されると思います。
最後に
「射手座の星矢」は確かに強いのですが、劇的に差をつけたカードではないと思えます。少しでも高いダメージ値を追求したい方向けのカードでしょうか。
今のところ、紫属性の盾を持っていたら「射手座の星矢」or「めしあがレガムント」、黄属性の盾を持っていたら「大勇者ラグナス」を起用するぐらいの認識です。