先日書いた記事と同じようなタイトルですが、ブログのコメント欄でリクエストを頂いたのを受けまして、記事に起こしてみました。今回の検証はダメージ計算がほぼ絡まないのもあり、最後の結論だけを読めば10秒で終わる記事です。それでは味気がないという方だけ上から順に読んでくださいませ。
AD
準備Ph.
蒸気都市のアリィのスキル内容
”ラブメッセンジャー”…スタメンの主属性数✕0.4倍アップさせる”とあります。スタメン…要は表側に出ているカードの主属性の数によって、被ダメージの倍化率が変化します。
そして、今回はいつの時点のスタメンの主属性の数なのかを検証します。
検証方法
「蒸気都市のアリィ」のスキル発動後は、相手にダメージが届いた瞬間に倍化します。そのため、”敵側カードに表示された数字”を”味方側カードに表示された数字”で割り算すれば、倍率を算出できます。
倍率の変化を確認するためには、「蒸気都市のアリィ」のスキル発動後、デッキをスライドさせてスタメンの主属性の数を変化させます。
検証Ph.
スライド前後で被ダメージの倍化率を確認
まずは、「蒸気都市のアリィ」のスキルを発動します。スタメンは主属性5色揃っていますので、被ダメージは 1 + 4 ✕ 0.6 = 3.4 倍されます。
味方側に表示された 21383 の数値が、敵側に届いたら 72704 になりました。
72704 ÷ 21383 ≒ 3.4
このまま「デーモンサーバント」のスキルを使ってスライドさせます。スライドさせた後の主属性の数は3色になりました。被ダメージは 1 + 3 ✕ 0.6 = 2.8 倍でしょうか?
真ん中の 33957 の数値が、敵側に届いたら 115457 になりました。
115457 ÷ 33957 ≒ 3.4
これはスライドする前の倍率です。
結論
「蒸気都市のアリィ」のスキルは、発動時点でのスタメンデッキの主属性の数が適用されます。
AD
最後に
新しいカードが登場した際、同じ説明分の形式・似たような文の書き方であれば、同じ動きをするという認識です。……これに関して、私は”ぷよクエ構文”と心の中で呼んでいます。新しい”構文”が登場した際は、丁寧に検証していく必要がありそうです。