2020年10月24日(土)に新登場したぷよフェス「クローラス」が敵に付与できる被ダメージ倍化の動作を検証してみました。今回は、状態異常の付与の仕方によってダメージが変化するのかを確認していきます。
準備 Ph.
クローラスのスキル内容を確認
今回の検証に使うのは、★6「クローラス」の”ノーマルスキル”です。”相手全体が受けるダメージを3倍” にし、もし、”相手がすでに他の状態以上の場合は4倍" になります。
動作検証方法
青ぷよを4個消してダメージがどのようになるのかを確認していきます。何も付与していないときのダメージは以下の通りです。今回は攻撃相手が赤属性だったため、被ダメージは2倍になります。
- ソニック:45470 × 2 = 90940
- スケルド:22523 × 2 = 45046
- クローラス:83865 × 2 ≒ 167731
※クローラスだけ、小数点以下の値によってズレが発生したようです。以降も小数点以下の値により、ズレが発生します。
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検証 Ph.
状態異常を付与してから被ダメージ倍化
まず、「ミノア」→「クローラス」の順にスキルを発動させます。
次に、青ぷよを4個消してみます。
ソニックが与えたダメージを確認してみます。
- 45470 × 2 × 2 × 4 ≒ 727522
これは、状態異常:怒りによるダメージ2倍、被ダメージ倍化の効果で4倍 のダメージになっていることが確認できました。
被ダメージ倍化してから状態異常を付与
スキルの発動順が「クローラス」→「ミノア」だったら、どうなるのでしょうか?
- 45470 × 2 × 2 × 3 ≒ 545641
これは、状態異常:怒りによるダメージ2倍、被ダメージ倍化の効果で3倍 のダメージになっていることが確認できました。「クローラス」のスキルの説明通り、”すでに他の状態異常” が無かったために、被ダメージ倍化の効果は3倍になってしまったということになります。
状態異常:麻痺を付与して被ダメージ倍化
状態異常:麻痺を付与した場合の動きについて確認します。麻痺は攻撃を受けると解けてしまいますが、被ダメージ倍化の効果は変化しないのでしょうか。念のため確認してみます。
「ヒルダ」で状態異常:麻痺を付与し、「クローラス」で被ダメージ倍化させます。
青ぷよを4個消し、ダメージ値を確認します。
- ソニック:45470 × 2 × 3 × 4 ≒ 1091283
- スケルド:22523 × 2 × 4 ≒ 180187
- クローラス:83865 × 2 × 4 ≒ 670926
麻痺が解けた直後に青ぷよを4個消し、ダメージ値を確認します。
- ソニック:45470 × 2 × 4 ≒ 363760
- スケルド:22523 × 2 × 4 ≒ 180187
- クローラス:83865 × 2 × 4 ≒ 670926
「スケルド」と「クローラス」のダメージ値に変化がなかったことから、麻痺が解けた後も被ダメージの倍化率に変化がなかったことが分かりました。つまり、「クローラス」のスキルを発動した時点の状態で倍率が決定されています。
蒸気都市のアリィの場合
「蒸気都市のアリィ」に関しても、発動時点の主属性の数で倍率が決定していました(検証済、以下の記事参照)。
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結論
スキル:被ダメージ倍化は、発動時点の状態で倍率を決定することが分かりました。「クローラス」のスキルを使う際は、発動する順番に気を付けてください。「クローラス」のスキルが後になります。