2020年12月1日(火)、ぷよフェス「なよたけのリン」「癒しの天使リゼット」が新登場します。どちらも主属性:黄のかいふくタイプです。
目次
カード情報から読み取れる内容
なよたけのリン
リーダースキル効果:開幕チャンスぷよ生成
攻撃力・体力の倍化だけでなく、かいふくタイプのぷよフェスではほぼ標準的に持っている回復力の倍化もあります。倍化する対象は黄属性だけでなく、かいふくタイプも含むことから、かいふくタイプの多色デッキも構築できます。
更に、チャンスぷよをクエスト開始時に生成する事ができるため、初回からスキル発動の促進を狙うことができます。効果の内容自体は初出ではないため、このカードの必要性を感じにくくなるかもしれませんが、黄属性のぷよフェスでクエスト開始時にチャンスぷよを生成できるカードは、2020年12月1日現在、「なよたけのリン」のみです。
スキル:ワイルド化+スキル砲
スキル:ワイルド化としてみると、黄属性のなかでは現時点で最速のスキル発動ぷよ数で、★7になればターン数:2、ワイルド化の対象が味方全員となります。
同じ黄属性/ぷよフェスで ★7「レガムント」はいるものの、発動数の早さの差・コンビネーション:ガールズ・チャンスぷよが生成できるリーダースキル効果を考慮すると、「なよたけのリン」の方が起用しやすい可能性があります。
また、「なよたけのリン」はスキル砲としてもある程度機能します。同じスキルの説明文を持つカードに青属性の「メイドガイド・グリープ」、紫属性の「かわったエコロ」が既にリリースされており、最大35.0倍で各カードが攻撃する動きになります。ただし、最大倍率を出すには、デッキ内を5色揃える必要があります*1。
癒しの天使リゼット
癒しの天使ガールズの5人目のリリースです。黄属性であること以外、今までの癒しの天使ガールズとの差はありません。
かいふくタイプでデッキを組むのが原則
癒しの天使ガールズは、リーダースキル効果・スキルともにかいふくタイプによる縛りがあります。そのため、かいふくタイプが手持ちのカード資産にないとデッキをまともに組むことができません。逆に、かいふくタイプのカードが揃っていれば、強い回復力のある耐久性の高いデッキが組めるでしょう。
また、癒しの天使ガールズをリーダー/サポーターに据えられれば、なぞり消しの数を増やしたり、初回のスキル発動ぷよ数を減らせたりと、スキルを発動させやすくもなります。
かいふくタイプでデッキを組むヒント
Twitterで私がまとめたメモをこちらでもご紹介いたします*2。
かいふくタイプでデッキを構築するためのメモです。前回から幾つか追加しました。pic.twitter.com/6qOAKIp8MB
— かーや・:* (@KAYAgrv) November 30, 2020
これは、かいふくタイプでデッキを組む際に基本となるスキルの候補を並べたものです。スキル:連撃化は、勿論、癒しの天使ガールズが前提です。
ご覧の通り、各スキルは全属性を揃っていないこともあり、2020年12月1日現在においても、かいふくタイプの黄属性だけでデッキを組むことは難しいです。それ以外の選択肢として、「蒸気都市のフェーリ」をリーダーorサポーターに据えて5色揃えた方が組みやすいです*3。
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デッキ考察
なよたけのリンのつかいみち
- リーダー起用は、黄属性メインデッキもしくはかいふくタイプ縛り
- リーダーに起用して、チャンスぷよを生成することができ、スキル発動促進が狙える
- スキル:ワイルド化は殴り(通常攻撃)がメイン
癒しの天使リゼットのつかいみち
- リーダー起用は、かいふくタイプ縛りのみ
- リーダースキル効果で、なぞり消し増と初回スキル発動ぷよ数を少なくし、スキルを発動させやすくなる
- スキル:連撃化は殴り(通常攻撃)がメイン
公式デッキ参考
まずは「なよたけのリン」からみていきます。公式サイトに載っているデッキは、”殴り”がメインになっています。スキル:ワイルド化にスキル:同時消し係数倍化、スキル:連撃化が使えるカードを入れています。メインとなるダメージソースは、「棒術のラフィーナ」です。
もし、入れ替えるとするなら、
- 全員のスキルを貯めていくのが大変そうなので、サポーターで「蒸気都市のウィッチ」を借りる
- 「はなさかりのチキータ」よりも同時消し係数倍化の倍率は落ちますが、「さすらいのベストール」を入れる
- 属性盾を持つような敵だったら、「マイア」が付与できる状態異常(怯え)をやめて「アージス」を起用する
となるでしょう。
次に、「癒しの天使リゼット」です。公式サイトに掲載されているデッキは、多色デッキでした。リーダーとサポータともにリーダースキル効果で回復力が高められ、耐久力が高そうなデッキになっています。
スキルの貯め方は、「うららかなジュリア」がクエスト開始時にチャンスぷよを生成、その後、「リン」でもチャンスぷよを生成して繋いでいくことを想定しているのでしょう。多色デッキで困るのは、デッキ内スタメンのスキルをどうやって発動させていくのかです。前節で述べた通り、「蒸気都市のフェーリ」をリーダー or サポーターに据えた方が、スキルを貯めていきやすいです。なお、「蒸気都市のフェーリ」を軸にデッキを組むパターンは、以前書いた記事から基本的に変わっていません。(記事を書いたのは2020年8月。その頃と比べれば、かなり楽にはなりました。)
「癒しの天使リゼット」+「蒸気都市のフェーリ」を前提に考えたときに組めるデッキです。攻撃力と回復力が逆転するステージ(以下、逆転ステージ)でなければ、「まばゆいヤナ」を入れたいところですが…。
なお、逆転ステージであれば、「まばゆいヤナ」で攻撃力を倍化できないため、上記のようなデッキになると考えられます。★7「蒸気都市のアリィ」がノーマルスキルで発動した場合、1ターンで約2億ほどのダメージを見込みます。
ブログ書いてる暇がなかった…。とりあえずこれだけぶん投げておく(っ'-')╮ =͟͟͞͞📗ブォン
— かーや・:* (@KAYAgrv) October 19, 2020
★7ゼノン君のおかげでニナちゃんが多色:蒸気すずらんで組めるようになったよ✨
おやすみなさい pic.twitter.com/qYQkDbbH1U
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最後に
12月の始めは、黄属性のかいふくタイプをぷよフェスで一気に2枚追加することになりました。「なよたけのリン」であれば、黄属性のリーダーの候補として十分なはたらきをしてくれると考えられます。「癒しの天使リゼット」は登場したものの、かいふくタイプ縛りのデッキとして組むには、現在でもやや幅の利かない選択にはなっているように見えます。今後のリリース次第だとは思いますが。