12月10日(木)、ぷよテト2コラボより「マール」がリリースされました。スキル説明文が他のカードにないのもあって、初見/文面でははっきりしない点があります。今回の記事は、下記について述べています。
- スキル発動後に倍化率は変動するのか
- 攻撃力の倍化率は1.0倍を割るのか
なお、 バリアに関しては、別記事を起こします。
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準備Ph.
マールのスキル内容
今回注目すべきは、スキル:攻撃力倍化の計算方法です。
攻撃力の倍化率は、(色ぷよ数+おじゃまぷよ数+プリズム数) ✕ Q で求められます。ぷよクエの盤面は最大48個であることから、★6であれば最大3.84倍(0.08 ✕ 48)、★7であれば最大4.8倍(0.1 ✕ 48)になります。
盤面の状態によって倍化率を決定するスキル&有効ターン数が2ターンなため、盤面の状態が変化することによって倍化率が変動するのか気になります。
もうひとつは、色ぷよの数によっては、倍化率が1.0倍を割るケースが考えられる点です。つまり、スキルを使うことによって、攻撃力が下がってしまうのかも気になります。
検証方法
盤面上の色ぷよ・プリズムボール・おじゃまぷよの数で攻撃力の倍化率が決定することから、それ以外のもの……ハートBOXの数を変動させることによって、倍化率を確認していきます。
基礎攻撃力の確認
基礎攻撃力……当サイトで勝手に呼称しているものですが、色ぷよ4個を消したときの数値を指します。この数値は、カードのスキルを使って倍化することができます。まずは、スキルを何も使っていない状態の数値を確認し、スキルを使ったときの値と比較します。
今回使っていく基礎攻撃力は下記です。
- マール:30,785
- フェイ選手:20,088
上記の値が、スキルを使うことによってどのように変化するのかを確認します。
検証Ph.
スキル発動後に倍化率は変動するのか
「マネージャーのドラコ」のスキルを使い、盤面の半分をハートBOXで埋めてみます。
その後、「マール」のスキルを使います。
ちなみに、カードの端に表示されたアイコンを見ると分かる通り、当サイトで言うところのスキル:攻撃力倍化の枠であることがわかります。
カードの説明に従えば、この状態で各カードが得られる攻撃力への倍化率は下記のとおりです。
- 色ぷよ:24個 ✕ 0.08 = 1.92倍
本当に1.92倍が得られているかどうかを確認します。
次に、青ぷよを4個消してみます。このとき表示されている数値を確認し、基礎攻撃力から倍化率を算出します。
- マール:59,107 ÷ 30,785 = 1.919…
- フェイ選手:38,569 ÷ 20,088 = 1.920…
基礎攻撃力にある小数点以下の存在によってピタリとまではいきませんでしたが、1.92倍の倍率が得られていることがわかりました。
また、このときにハートBOXが減って色ぷよが増えていますが、倍化率は変動したのでしょうか。続けて青ぷよを消してみます。
- マール:59,107
- フェイ選手:38,569
スキルを発動後から2ターン目以降、色ぷよの数が変化しても、倍化率は変動しないことがわかりました。
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倍化率は1.0倍を割るのか
例えば、下記のような盤面を用意します。
色ぷよが11個なため、倍化率を素直に求めると、
- 色ぷよ:11個 ✕ 0.08 = 0.88倍
となり、攻撃力が下がることになります。実際にこの状態でスキルを使ってみました。
攻撃力アップのアイコンが表示されませんでした。要は、攻撃力倍化(この場合は割引なんですが…)の効果は発動しませんでした。
なお、境界値分析はできていないのですが、1.0倍を割るような効果にはならないと考えられます。つまり、★6であれば13個以上、★7であれば11個以上の色ぷよ・おじゃまぷよ・プリズムがあれば攻撃力を倍化することができます。ただ、そもそも、そんな状況で「マール」のスキルを使うことは考えないでしょう…。
結論
- 倍化率はスキルを発動した時点で決定し、以降、盤面の状態が変化しても倍化率は変動しない
- 倍化率は1を割らない…と考えられる(そもそも、そんな状況では使えないし使わない)
よろしければ、「マール」が使えるもう一つの効果、バリアについての記事もどうぞ!