2020年12月12日(木)、ぷよテト2コラボ絡みのカードとして「スクエアス」が新登場しました。今回は、ぷよクエにおける「スクエアス」のカード能力の分析と使い方についての記事です。先日の予習記事でも触れてはいましたが、改めて個別の記事を起こしてみました。
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カード情報から読み取れる内容
ぷよクエにおいては、ぷよフェス(★6:コスト48)と同等の扱いです。
リーダースキル効果:条件付きプリズム生成
属性やタイプの縛りなく攻撃力と体力の倍化ができるカードです。ただし、この後でも述べますが、「スクエアス」が持っているスキルは紫属性に特化しているため、デッキは紫属性メインで組むことになると考えられます。
また、”全消しをした場合”に盤面にプリズムを生成できる効果も持っています。これは、スキル:プリズム砲のような全消しを起こせるスキルだけでなく、チャンスぷよを利用しただいれんさチャンスでもプリズムを生成することができます。是非、この効果を活かしたデッキを組みたいところです。
スキル:盤面変換+発動時攻撃力倍化
スキルを発動すると盤面上の色ぷよとハートBOXを紫ぷよに変換します。この盤面変換によって色ぷよが消えたときダメージが発生します。「スクエアス」の場合、そのときのダメージは攻撃力の値を倍化して算出されます(★6では2.0倍、★7では2.4倍)。似たようなスキルを持っているカードとしては、「サタン&カーバンクル」「きらぼしのレムレス」が挙げられます。
この動きを利用して、スキル:プリズム生成と併用した攻撃を考えたいです。なお、通常攻撃で使用するスキル…スキル:連撃化やスキル:ワイルド化と組わせることができません。いわゆるスキル砲がメインの攻撃方法になります。勿論、スキル砲のメインとなるのは「スクエアス」です。
リーダースキル効果の項でも触れた件ですが、紫ぷよのみが消えることになるため、カード内のデッキは紫属性メインで組んだほうがダメージは出ます。
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デッキ考察
スクエアスのつかいみち
- リーダー起用は、多色デッキで組めるものの、スキル内容を鑑みて紫属性メインのデッキで組みたい
- 盤面変換+発動時に攻撃力を倍化するため、スキル:プリズム生成ができるカードと組み合わせる
- ”通常攻撃無効”のステージで活躍できる
デッキ例
「スクエアス」をリーダーにして、下記のように組んでみました。
「スクエアス」のリーダースキル効果、「かがみのラフィソル」のプリズム生成とスキルを再点灯できる効果を利用します。
このデッキでダメージを試算してみました(詳細は下記👇)。主な前提条件は下記のとおりです。
- カードのステータス値は、Lv、プースラ、とっくんボードをできる限り上げ切ったものとする
- 敵は、属性盾をもっているものとする
- 敵は、有利/不利属性かどうかは考えず、等倍で考えるものとする
- タワーボーナスは、2.5倍とする
- ギルイベでの特攻カードは、Lv4 を4枚を控えに揃えているものとする
「蒸気都市のシェゾ」ノーマルスキルで約6.1億ダメージ、フルパワーで約7.7億ダメージという結果でした*1。もし、これが黄属性相手であれば、更に2倍のダメージが見込めます。
なお、上記「想定する攻撃」にある倍率:183.36倍の理屈は下記の通りです。
- 「シグレ」で生成したチャンスぷよを利用し、だいれんさチャンスで全消ししてプリズム4個生成
- 「かがみのラフィソル」のスキル発動によりプリズム8個生成 ※盤面にプリズムが12個ある状態
- 「スクエアス」のスキル発動👉 (14.2 + 12 ✕ 3)✕ 2.4 = 120.48
- 「スクエアス」のスキル発動により全消し、プリズムを4個生成
- 「かがみのラフィソル」のスキルにより、「スクエアス」が再点灯
- 「スクエアス」」のスキル発動👉(14.2 + 4 ✕ 3)✕ 2.4 = 62.88
- 以上より、120.48 + 62.88 = 183.36 倍
上記の想定通りに流れれば、プリズム砲を2回撃つ形になります*2。 やはり「スクエアス」と「かがみのラフィソル」は相乗効果がとても高くみえます。
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デッキ例2
※2020/12/19 追記
スキル:プリズム生成にてプリズムを多く生成できる「いさましいフレッド」を起用した場合の火力についても触れてみます。
「いさましいフレッド」を使った場合に考えられるシナリオは下記のとおりです。
- 「シグレ」で生成したチャンスぷよを利用し、だいれんさチャンスで全消ししてプリズム4個生成
- 「いさましいフレッド」のスキル発動により盤面全消し👉 (14.2 + 4 ✕ 3) = 26.20
- 「いさましいフレッド」のスキル発動により、プリズム13個生成
- 「いさましいフレッド」のスキル発動によって全消しとなったため、「スクエアス」のリーダースキル効果でプリズム4個生成 ※盤面にプリズムが17個ある状態
- 「スクエアス」のスキル発動👉 (14.2 + 17 ✕ 3)✕ 2.4 = 156.48
- 以上より,26.20 + 156.48 = 182.68倍
ただし、上記シナリオは、何の障害もなくうまくいった場合に限られます。「いさましいフレッド」は下記の点により、思った以上に倍率が出ないことが考えられます。
- 盤面に固ぷよがあると、「いさましいフレッド」で全消しできない*3
- 「いさましいフレッド」のスキルにより全消しが成功したとしても、盤面に撒かれたプリズム17個を「スクエアス」のスキルで消しきれない(参考:【Tips】プリズムを生成しすぎて、全消しできない?(はれやかなウィン他))
よって、上記182.68倍よりも倍率が出ない、というのが当サイトの見解です*4。
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最後に
「スクエアス」の起用は、スキル砲として威力を極めたデッキ構築を検討することになります。特に「かがみのラフィソル」を持っている方は、「スクエアス」との併用をオススメいたします。
更新履歴
- 20/12/19:いさましいフレッドを起用した場合の火力
- 20/12/12:新規作成