2021年6月7日(月)、感覚の魔術師シリーズの★7へんしん解放が予定されています。★7へんしんを遂げることによって何が変わるのか、事前公開された情報をもとに確認していきます。
「感覚の魔術師」カード性能情報
★6のときの情報と併記。
リーダースキル効果
★6ではこうげきタイプだった場合に更に1.5倍…要は2.5 × 1.5 = 3.75 倍*1を得る効果だったのですが、★7へんしんでは自身の主属性とこうげきタイプの両方が同じ倍率(3.5倍)を得られるようになりました。倍率は一見平凡に見えますが、★6時コスト30のカードにしては高く設定されています(特に、体力への倍率が★7ぷよフェス並)。それ以外では特に追加効果はないため、起用する機会はあまりないと考えられます。
スキル:盾破壊
今回の★7感覚の魔術師によって、盾破壊の倍率ランキングが更新されます。2021年6月7日(月)から、★7感覚の魔術師がトップになります。
しかし、有効ターン数:1という点は据え置きだったため、発動したそのターン内で決着をつけるようなパターンで起用することになります。
デッキ考察
感覚の魔術師のつかいみち
- リーダー起用するメリットは、体力への倍化率が高いという点のみ
- 相手が対象の属性盾をもっていたときに、被ダメージを倍化するスキル:盾破壊
- スキル:盾破壊の倍率は高いが、ターン数:1 と短い点に注意
マジカルウォールシリーズ(盾破壊:3.5倍)との比較
今までは★7マジカルウォールシリーズの 3.5倍 が最高倍率でしたが、今回の★7感覚の魔術師で 3.8倍 となります。その差は0.3ポイントなのですが、ダメージ量としてどれだけの違いが出るのでしょうか。
「テラ」が★7へんしん解放されたのは、2019年1月。
なお、「キャロ」もガールズ。
先日書いた記事「ゆらめくメイリィ」でのデッキをベースに考えてみます👇
盾破壊の役に「テラ」を起用した場合、上記デッキは19.9億~24.8億のダメージ*2 *3。
ここで、「テラ」ではなく感覚の魔術師「キャロ」を起用します👇
推定21.9億~27.2億のダメージとなりました。今回の場合において「テラ」と「キャロ」の差は、2.0億~2.4億です。倍率だけで見れば 0.3ポイントの差なのですが、実際のダメージを試算するとあまり無視できない数値となって現れます*4。
2021年6月ギルイベ向け・特攻Lv4 × 5枚
属性盾を持つギルイベのボスに対して、スキル:盾破壊をデッキに組み込むことになるでしょう。今回、特攻持ちにスキル:盾破壊のカードがあることで、普段4枚積みから5枚積みもあり得るでしょう。
特攻対象(2021年6月開催、幻獣プリンセスラッシュ)
計算で求めるまでもなく上回るのは明らかなのですが、4枚積みとの差を試算してみます(比較対象は、前節で求めた値)。
推定23.9億~29.8億のダメージとなりました。特攻5枚積みの倍率は、1 + 0.15 × 5 = 1.75倍 です。前節で求めた値との差は、下記の通りです。
- ★7「キャロ」起用、特攻Lv4 が 4枚:2.0億~2.6億
- ★7「テラ」起用、特攻Lv4 が 4枚:4.0億~5.0億
マジカルウォールシリーズを起用するよりも数億ダメージが上がるとなれば、直近2021年6月開催のギルイベでは積極的に起用すべきカードとなるでしょう。
最後に
今回の感覚の魔術師によってスキル:盾破壊の倍率が更新されました。有効ターン数の短さを考慮した上で、ダメージ値を更に伸ばせるか検討してみましょう。