ぷよクエ攻略ヒント集 | kaya[grv]’s diary

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おうえんデッキ考察:カードの選別とデッキ構築の検討【ぷよクエ】【Tips】

攻撃力の高いおうえんデッキを組みたい…!

とにかく強いカードを集めれば、ステータスアップに繋がるのは分かるものの、カードの数が多すぎてどれから手を付ければいいのか分からなくなります(…少なくとも、私自身はそう)。

新機能「おうえんデッキ」が登場! | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト

……ということで、今回は、おうえんデッキを構築するときに知っておきたいこと、意識したいことを纏めてみました。


 

以前書いた記事

2020年6月に書いた古い記事ではあるものの、2023年4月現在においても、仕様は特に変わっていません。

おうえんデッキの効果によって各ステータス値が加算されます。念の為に触れておきますが、ステータス:こうげき値が +400 から +600 になったとしても、ダメージ値の桁が変わるようなインパクトはありません。しかし、現在では、ビンゴアリーナのようにダメージ値を競い争うようなコンテンツも登場しています。その為、おうえんデッキの構築で差がついてしまう……といったことはあるかもしれません。

知っておきたいこと

単純に攻撃力の高いカードを集めればいいかと言えば、それだけではありません。おうえんデッキは、カードのこうげき値だけでなく、コンビネーション・タイプ・副属性の有無がどのような性質なのかを知っておく必要があります。

コンビネーションを把握する

おうえんデッキは、5枚1組のデッキで発生するコンビネーションをうまく利用して攻撃力を上げていきます。一番の理想は 40% アップが発生するコンビネーションでデッキを組むことですが、そもそも入手が困難なケースも含まれており、コラボ時だったとしても対象のカードを多く用意するには魔導石ガチャをある程度の回数をこなす必要があります。以下に例を挙げてみます。

  • 40%アップするコンビネーション(5枚揃えた時)
    • コラボ系各種(カードキャプターさくら、呪術廻戦、…etc)
    • 芸術家
    • 海賊
    • ヘビー級
    • あっちっち

上記の内容を見ての通り、既に入手できなかったり、対象のコンビネーションを持つカードが少なかったりします。「あっちっち」は赤属性以外では極端に少ないです。そんなカードを5枚集めて40%アップ……というのは中々酷な話です。
ただ、40%アップを無理に狙わなくても、4枚揃えた状態で 30% アップになりますし、それを利用して攻撃力を上げる方法もありそうです*1

 

次に、30%アップが発生するコンビネーションですが、以下に例を挙げてみます。

  • 30%アップするコンビネーション(5枚揃えた時)
    • 初代メンバー
    • ヒロイン
    • ボス!?
    • 魔導学校
    • まもの
    • 蒸気都市

「初代メンバー」「魔導学校」「ボス!?」シリーズは、ぷよぷよというゲームの中でお馴染みのキャラクターが持つコンビネーションであり、亜種カードも多く存在しています。故に種類が豊富であり、集めやすいコンビネーションだと考えられます。
「ヒロイン」に関しても、「アルル」「アミティ」「りんご」のような主人公クラスのキャラクターやコラボ先の女性キャラが持っていることが多く、こちらも意外と集めやすいカードだと考えられます。
「蒸気都市」はキャラ名に”蒸気都市”が入っているカードなので分かりやすいですが、高コストなカードな故に集めにくいです。
「まもの」は意外と狙い目なコンビネーションではあるのですが、パッと見で判断できない*2こともあるため、ある程度シリーズ内容を把握しておく必要があります。以下に例を挙げます。

  • 例)コンビネーション:まもの
    • 悪魔ロックシリーズ
    • 西洋妖怪シリーズ
    • 魔界シリーズ
    • 魔界王子シリーズ
    • 鬼侍シリーズ
    • 「あやしいクルーク」「インキュバス」「リリン」、etc
    • 上記で挙げたシリーズや特定カードの亜種/派生カード*3

なお、上記で挙げたシリーズは、ぷよクエのオリジナルキャラクターだったりします。

カードの攻撃力設定

単純に、高コストでこうげきタイプのカードが攻撃力の高いカード……という認識は正しいのですが、もう少し詳しく見た方が良いです。

副属性あり・なしの差

ぷよクエでは、副属性があるとカードに設定されているステータスは低く設定されています。副属性は、ステータス:こうげき値の3分の1が割り当たる仕様になっているため、実質的なカードの攻撃力としては副属性ありのカードの方が強いかもしれません。ただ、残念ながら、おうえんデッキではカードに記載されているこうげき値のみ考慮されます。

  • 副属性あり/なしの比較(バランスタイプ・コスト60)
    • 真理の賢者ガラテア:6107
    • スカイパレードのヴィオラ:4963 +1654 = 6617
      • 主属性:4963
      • 副属性:4963 ÷ 3 ≒ 1654 

同コスト60・バランスタイプの例 比較

タイプの傾向

同じコストのカードだったとしても、タイプによってステータスの値に差が出ます。ステータス:こうげき値であれば、

  • 「こうげき」>「バランス」>「たいりょく」>「かいふく」

の順に高い値となる傾向に見えます*4

まとめてみた

上記で副属性やタイプについて述べましたが、実際にどれぐらいの数値になっているのかも押さえてみましょう。コストやタイプで大体似たような値になっていますので、下記のような表に纏めてみると傾向がつかめると思います。

改めて副属性について触れてみると、高コストなカードでも副属性があるとステータス:こうげき値が伸びない傾向があるように見えます*5副属性ありでは、★7コスト60以上・こうげきタイプ以外のカードは苦戦しそうです。

結局、これで何を判断すべきなのかという話ですが、おそらく以下の点になると思います。

  • 副属性のあるカードについて、
    • 高コストだったとしても、こうげき値の観点でおうえんデッキに組み込みにくい
  • 副属性のないカードについて、
    • ワイルドさん(30) でへんしんさせるようなカードでも、こうげきタイプであれば、おうえんデッキの候補になる
    • ワイルドさん(50) でへんしんさせるカードであれば、こうげきタイプだけでなく、バランスタイプやたいりょくタイプも良さげ
  • 共通的に、かいふくタイプは攻撃力アップに貢献するのは厳しそう

上記を押さえておくことによって、カードがダブったときに捨てずに確保したり、えらべるまぜまぜ召喚の候補選びの基準になったりするかもしれません*6


 

おうえんデッキ1組で得られる値

おうえんデッキで得られる値の求め方は、以前の記事を参照下さい。

コンビネーション:40%

コンビネーション:30%

コンビネーション:20%

上記の表は、すべて同じこうげき値で記載していますが、一旦、1組の平均値として捉えていただけると助かります。以降でも似たような表を使って考えていきます。

意識したいこと

めざすべきライン

おうえんデッキで得たい攻撃力の目標値を定めておくと、どのようなカードを集めればいいのかがもう少し明確化できると考えられます。今回は、600 と 700 を目指すことを意識してみましょう(以下、600ライン・700ラインと表現)。

  • 600 ライン:1デッキあたり100 が目安
  • 700 ライン:1デッキあたり117 が目安

実際にはこれらの目安を超えるぐらいの内容を作っていくことになるとは思いますが、1デッキの具体的な内容をみていきましょう。

600ライン の場合

600ライン(青帯がコンビ発生元想定)

こうげき値 4800 を5枚揃えて40%アップを得るには、コスト低めのコラボ系カードが当てはまります。例として、ドラえもんコラボの「ジャイアン」です。

こうげき値 5200 を5枚揃えて30%アップ が得られれば600 ラインに届くようですが、残念ながらそこに当てはまるようなカードは現在ありません。
【2023/5/4 12:40 修正】

こうげき値5200 を5枚揃えて30%アップが得られる例としては、「はじけるアミティ」を挙げます*7

同じカードを集めることが難しければ、1枚こうげき値が高いカード+4枚…のような組合せでもいいかもしれません。例えばこんな感じ👇

カードは揃え切っていないものの、600ラインを目指すなら合格点。

いきなり5枚揃えていくのは厳しいと思いますので、組んだデッキ内のカードを徐々に入れ替えていくと良いでしょう。

700ライン の場合

正直、ここを目指さなくても困らないとは思うのですが……極めたい方もいらっしゃると思いますので触れておきます。

700ラインを目指す

ひとまず、コンビネーションによる30%アップを狙えるラインを確認してみると、こうげき値6000 付近のカードを5枚揃えると良さげなようです。一応、このラインも狙えるカードは存在しており、副属性なし・★7コスト60バランスタイプで組めます。例えば、以下のような感じです👇

きはくのペルヴィスは、★7コスト60・バランスタイプ

さすがにワイルドさん(50)を複数枚用意したり本体カード自体を用意したりするのは厳しいので、先ほどの600ラインよりも地道に進めていくことになるでしょう。

おうえんデッキよりも優先すべきことはあると思うので…。

 

狙って集めたいカードとは

上記で色々と述べてみましたが、結局のところ、アップ率の高いコンビネーションを持つカードを意図的に入手しないと、おうえんデッキを高い値にするのは難しいです。
今回は、どのようなカードを集めたらいいのか、例を挙げてみます。

デッキ例・シリーズ別解説

タマシイの悪魔、純白の魔界王子
タマシイの悪魔は悪魔ロックシリーズの派生カード、純白の魔界王子は魔界王子シリーズの派生カードであり、コンビネーション:まもの(30%) を持っています。

タマシイの悪魔は★7コスト60・副属性なし・バランスタイプであり、700ラインを狙うのに十分なこうげき値を持っています。

純白の魔界王子は、執筆時点でまだ登場してから日が浅い為、揃えるのは厳しいかもしれませんが、★7コスト60・副属性なし・こうげきタイプで文句なしに高いです…!

目覚めし力(くろいキキーモラ以外)
対象のコンビネーションはそれぞれバラバラではあるものの、★7コスト60・副属性なし・こうげきタイプという点で狙っていきたいところです。
ただ、残念なことに、赤属性「くろいキキーモラ」は、30%アップするようなコンビネーションを持っていない為、おうえんデッキに向いていません……非常に残念。

ヴァルル、いさましいフレッド
「戦乙女アルル」はコンビネーション:ヒロイン(30%) で、★7コスト60・副属性なし・こうげきタイプと良い条件が揃ったカードです。

「いさましいフレッド」は、副属性ありで採用しにくい気がするのですが……コンビネーション:海賊(40%)で組めるため、5枚揃えれば700ラインを狙えます。

火消しのスザク
「火消しのスザク」だけでは、600ラインを狙うに留まりますが、コンビネーション:あっちっちの中でコスパがかなり良いカードです。

芸術家シリーズ
こちらのシリーズは、40%アップのコンビネーションを持っているのですが、副属性を持っているせいか、こうげき値があまり高くありません
せっかく★7へんしん・5枚を揃えたとしても600ラインもやや厳しく、「火消しのスザク」とは対照的にコスパの良さを感じません。


セイラン

こちらは比較的入手し易いカードで、40%アップのコンビネーションであり、副属性なし・こうげきタイプで良い条件に見えますが、実際には600ラインを狙うのも厳しいです。「セイラン」自体の設定値の低さがネックになっています…。

カードの集め方

色々とあるとは思いますが…

  • ぷよフェス確定チケット #イベントで時折入手
  • えらべるまぜまぜ #不定期開催
  • 魔導石ガチャ #ピックアップ系

で、欲しいカードを入手していくことになると考えられます。いつでも狙えるものではないのが辛いところですね。


 

最後に

おうえんデッキは、ぷよクエの中ではやりこみ要素的な、エンドコンテンツ寄りだと私は思います。無理に……とは言いませんが、まずは+600 を目指してみてはいかがでしょうか?

参考資料

現在の応援デッキの状況について、参考にさせていただきました。

更新履歴

  • 23/05/06:「セイラン」の解説を追加
  • 23/05/04:こうげき値5200 のカードが存在しない、と記述。 → 存在していたので…訂正。
  • 23/05/04:新規作成

*1:今回は触れません。

*2:「まもの」かと思いきや「おばけ」とかね……。

*3:ぷよクエ公式では明確な言葉の定義がされていませんが、当サイト内では亜種カードは別名でもスキルLvを上げられるカード、派生カードは別名でスキルLvを上げられないカードと定義しています。

*4:カードのリリース時期によって傾向が崩れている箇所もあり、おおよその傾向として捉えて下さい。

*5:「折紙ソラ&ロックギューラ」は……良く分からない。

*6:かいふくタイプがまったく使いものにならないかというと、そういう訳でもなく……今回は、おうえんデッキだけの話として捉えていただきたいです。

*7:入手タイミングが、夏季限定なのが厳しいところですね。