2020年1月17日(金)15時からハイキューコラボイベが開催されました。メインは収集イベントですが、今回の記事では新しく登場したカードを分析する記事です。
※2020年10月31日(土)記載内容の見直し、修正しました。
目次
カード情報から読み取れる内容
日向翔陽(ひなた しょうよう)
リーダースキル効果:開幕チャンスぷよ生成
クエスト開始直後にチャンスぷよをばらまくことにより、スキル促進を狙うことができます。属性やタイプに縛りなく攻撃力と体力を倍化できるため、主属性:赤だけでなく多色でもデッキが組めます。しかし、倍化率は決して高くはないため、リーダーとしての起用率は高くないと考えられます。
スキル:フィールドリセット&プリズム生成
スキルを発動して生成できるプリズム個数だけで他カードと比較すると、目立った能力に見えません。プリズムを生成するだけであれば、「日向翔陽」よりもプリズムを多く生成できるカードがあります。
また、「日向翔陽」はプリズムを生成する前に盤面をリセットする能力をもっています。盤面をリセットしたい例として、盤面内にあるじゃまぷよ or 固ぷよを一掃したい場面が挙げられます。「うるわしのルルー」等でもできそうですが、固ぷよも残さず無くしたいとなれば、このスキルが役に立つ場面があるかもしれません。
影山飛雄(かげやま とびお)
リーダースキル効果:なぞり消し増
なぞり消しを+3できる上に、攻撃力の倍化の対象が味方全員になっています。内容が少し盛られすぎたせいか、ステータスへの倍率はやや低めに設定されているようにみえます。
ギルイベで使われる手法で「真理の賢者」シリーズなどがクエスト開幕時にプリズムを生成するリーダースキル効果を利用した攻撃があるのですが、このなぞり消し増との相性がとても良いです。2020年10月現在、同じバランスタイプの「クローラス」や「サタン&カーバンクル」に劣ってしまうものの、その次の候補として「影山飛雄」を選択しても良いかもしれません。
スキル:攻撃力倍化
コラボが始まる前からその倍率の高さに注目が集まっていました。倍化する対象は、自身とその両隣に対して発動します。この特長を大きく活かすのは、自身のみを連撃化するカードです。
また、2020年には通称:蒸気すずらんがリリースされたことにより、多色デッキで組みやすくなった為、「影山飛雄」の主属性:紫メインのデッキだけでなく、他属性のカードと組み合わせることも可能になりました。2020年10月現在、このような攻撃力の倍化ができるカードは「木之本桜&ケロちゃん」「木之本桜」で、実質2種類しかありません。
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※以降のカードは、リーダーとして起用するのはかなり厳しいため、リーダースキル効果の紹介は割愛。
月島蛍(つきしま けい):攻撃力ダウン
攻撃力を低下させる効果を持っています。攻撃力のダウン率で比較すると、とっくんボードでスキルを得た「ミノタウロス」には劣るものの、「月島蛍」はスキル発動ぷよ数が少なく早く発動できる特長があります。
宮侑(みや あつむ):色ぷよぬりかえ
既存のカードでは、「星の魔導士」と同様のスキルです。このスキルの使い方は、制限時間内に色ぷよを4個に繋げないようになぞって変換し、制限時間解除後にスキル発動ぷよ数を減らしたり分離消しを狙って大ダメージを狙うようなことを考えます。
なぞって変換できる数は、「こづれフランケン」「エリサ」に劣るものの、「宮侑」はなぞれる対象がハートBOXを含んでいる点が特長です。ただ、既存の「イレーヌ」などと差がないため、「宮侑」を特別に使う場面はないと考えられます。
星海光来(ほしうみ こうらい):プリズム生成
盤面の色ぷよをすべて青ぷよにしてから、プリズムを生成するスキルを持っています。発動後の動きは「戦乙女ダークアルル」と同じですが、プリズムを生成できる数は少なめです。スキル:プリズム生成の全体でみると、あらゆるカードに追いついていないため、残念ながら出番はないかもしれません。
佐久早聖臣(さくさ きよおみ):ネクスト変換&なぞり消し増
「きらめくルルー」「めぐりあいのアリィ」に類似しているように見えます。しかし、「佐久早聖臣」は、同時消し係数の倍率が高め&ターン数が少なめに設定されています。
……このカードの情報が公開された当時、佐久早には倍率よりも有効ターン数かスキル発動数の少なさが個人的には欲しかったと思っていました。結局その後、「しゃくねつのヤマト」が登場し、倍率は3倍&有効ターン数:3という内容でした。案の定、「しゃくねつのヤマト」はとても使い勝手が良かったです……。
シェゾ ver. 音駒高校:ネクスト変換
赤いシェゾ。スキルの内容は、以前のパワプロコラボで登場したフェイ選手と似ています。
スキル:ネクスト変換を持つカードはたくさんありますが、シェゾたちはスキル発動ぷよ数が少なめ&有効ターン数が少なめという設定になっています。一見、頼りなさげに見えてしまいますが、いち早くネクスト変換を発動できることからデッキ内のカードのスキル発動させる繋ぎ役として大きく貢献できる可能性があります。
”1ターンの間、ネクストぷよを…変える”とありますが、スキル発動時点でネクストぷよを変換し、その後のネクストぷよも変換されているため、実質2回分のネクスト変換=最大16個分が用意されます。「シェゾ ver. 音駒高校」のスキルが発動した時点で考えると、、、
- 色ぷよは最少20個は消している(スキルLv.MAX時)
- 最大16個分の色ぷよをネクストぷよで用意される
- チャンスぷよ1個生成(色ぷよ最少4個保証)
改めて数値に書き起こしてみると、合計40個目安で計算されているようにみえます。大体のカードのスキルを発動できるのではないでしょうか。
「雅楽師」シリーズよりも確実性が落ちるかもしれませんが、「シェゾ ver. 音駒高校」の方がデッキのスキル発動を早められる可能性があります。そのため、決して微妙なスキルではありません。
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ヘド ver. 梟谷学園高校:盾破壊
属性盾を持っている相手に対して有効なスキルです。盾破壊の詳細は下記記事に記載しています👇
一応、今回の比較表だけ載せておきます。
ナリ ver. 伊達工業高校:封印付与
封印は、相手のターン数を消化しつつも何も行動させないスキルです。
このカードが登場する前(2020年1月)では、状態異常:封印に対して盾を持つ敵が多く、殊にギルイベでは登場機会がほとんどありませんでした。強力なスキル故に封印盾を持つ敵が多かったのかもしれません。
しかし、最近(2020年10月現在)までに、封印を付与できる敵も登場しており、また、それが突破口だったケースもありました。よって、もしかしたら使うかもしれないため、スキルLvを上げておいて備えておくのも良いかもしれません。
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最後に
2020年1月にコラボ、そして2020年10月に2回目のコラボが発表されました。改めて見直してみると、カードの能力のインフレが起きていることを実感させられました。初登場時点のスキル内容では、今のぷよクエに合わせるのは少々厳しいでしょう。
更新履歴
20/10/31:2回目のコラボ発表を受け、記載内容の見直しと修正
20/01/18:新規作成