2021年7月1日(金)、蒸気と暗闇の塔の開催に合わせて「蒸気都市のキキーモラ」が新登場しました。
【予告】「蒸気都市のキキーモラ フルパワーガチャ」開催のお知らせ | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト (sega-net.com)
AD1
「蒸気都市のキキーモラ」カード性能情報
★7へんしんキャラクターに『蒸気都市のキキーモラ 』が新登場! | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト (sega-net.com)
【予告】「蒸気都市のキキーモラ フルパワーガチャ」開催のお知らせ | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト (sega-net.com)
リーダースキル効果:条件付きチャンスぷよ生成
まず、ステータスの倍化の対象が”味方全体”となっていますが、”スタメンのタイプ数”を1に限定することで、倍化率が大きくなります。要は、「蒸気都市のキキーモラ」自体がかいふくタイプなので、かいふくタイプに限定することになります。その値は下記の通りです👇
かいふくタイプに限定したとしても特別に高い倍化率ではありません。癒しの天使シリーズとほぼ同等です*1。
その他の効果は、盤面にチャンスぷよが無ければ生成するというスキルです。こちらはかいふくタイプに限定すること無く発動する効果です。リーダーもしくはサポーターのどちらかでリーダースキル効果:ターンプラスと組み合わせたなら、スライド後にタイプを限定するような使い方もできそうです。
スキル:条件付き攻撃力倍化
通称:条件エンハンス。倍化の対象がかいふくタイプに限定されているものの、2021年7月1日現在、最高の倍率(★7のフルパワー)で出せます。ただし、連鎖数の達成が条件指定なため、盤面のぷよ消しを伴う攻撃でなければなりません。また、攻撃回復逆転ステージでは回復力を倍化してしまうため、通常ステージ向けのデッキです。
かいふくタイプで比較すると、★7「まばゆいヤナ(5.0倍)」よりも高い倍率を得るためには、★6であればフルパワー、★7へんしんを目指すことになります。スキルの使い勝手や★7へんしんのしやすさを考慮して、★7「まばゆいヤナ」でも十分機能するとは思いますが…。
AD2
デッキ考察
蒸気都市のキキーモラのつかいみち
- リーダー起用の有無に関わらず、かいふくタイプ縛りデッキであることが求められる
- 連鎖数を達成したときにかいふくタイプの攻撃力を倍化するスキル
ダメージ試算の前提条件
- おうえんデッキでの加算値は、こうげき値400~600で計算、かいふく値は50固定
- ギルドのタワーボーナスは、2.5~3.0倍で計算(階数で言えば、500~1000F)
- 特攻Lv4 を 4枚積む
- 敵の属性(有利/不利)は考えない
- 敵側は属性盾を持っている(ダメージは100分の1になる)
- 副属性によるダメージも含めている
ぷよクエ公式デッキ参考
「蒸気都市のフェーリ」をサポート起用することで、デッキ内のスキル発動までを加速させることができます。スキル:ワイルド化、スキル:同時消し係数倍化を入れているので、同時消し/分離消しを狙っていきます。「スノヒメ」のスキル発動ぷよ数:45は、フルパワーを打つ前提なら気にならない……ということでしょうか。
ダメージ試算をするには、どれぐらいの倍率設定が妥当なのかが難しいところですが、仮に「連鎖数:1、同時ぷよ消し数:20、分離数:5」と置いてみます。その場合、★7「蒸気都市のフェーリ」ノーマルスキル(係数5.5倍化)で71.0倍、フルパワースキル(係数6.5倍化)で83.0倍となります。実際には連鎖数が伸びたりするので、もっと大きな倍率が期待されます。
試算した結果、ノーマルスキルで推定6.6億~8.2億のダメージ、フルパワースキルで推定11.3億~14.0億のダメージ。
同様のパターンでカードを入れ替えてみたものを用意してみました。
ノーマルスキルで推定8.5億~11.0億のダメージ、フルパワースキルで推定14.6億~18.0億のダメージ。
ノーマルスキルで推定10.0億~12.3億のダメージ、フルパワースキルで推定20.4億~25.2億のダメージ。
直近のギルイベ:幻獣プリンセスラッシュにおけるボスの体力値であれば、1200体目までのキリ番ボスをワンキルできます。それ以降のキリ番ボスをワンキルするには、厳しいと考えられます。
赤属性&かいふく縛り
現状で組めそうなデッキ例を示します。
攻撃手段は、先程の公式デッキ参考と同様、「連鎖数:1、同時ぷよ消し数:20、分離数:5」した通常なぞり消しとしてみます。その場合、「アミティ ver.魔女見習い(係数4.0倍化)」では 53.0倍となります。
ノーマルスキルで推定2.3億~2.9億のダメージ、フルパワースキルで推定2.8億~3.5億のダメージ。役割的には揃っているものの、強力なダメージを与えることができるデッキとは言い難いです。
公式デッキと比較すると、攻撃力の倍化率や同時消し係数の倍化率が高くなく、スキルで作られる倍率(図中の”掛け算合計”)で2倍以上の差ができてしまっています。
かいふくタイプだけでデッキを組むことで耐久力の面では良くなると考えられますが、攻撃力を出すのは難しいと考えられます。
AD
最後に
「蒸気都市のキキーモラ」がリリースされた現時点においては、彼女の性能を引き出すのはまだ先のように思えました。そのため、積極的に入手したいカードとはとても言いづらいです。ただし、かいふくタイプ縛りが充実していく可能性は無きにしもあらず、先行投資な形でお迎えしても良いかもしれません。
*1:むしろ、癒しの天使シリーズの方が倍化率が高いという見方もできる。