ぷよクエ攻略ヒント集 | kaya[grv]’s diary

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冒険の魔導師アルルの検討【ぷよクエ】

「冒険の魔導師アルル」カード性能情報

2023年4月24日(月)、ぷよクエリリース10周年記念のカードとして「冒険の魔導師アルル」が新登場しました。

[冒険の魔導師アルル]新登場!「10周年記念フルパワーガチャ」開催のお知らせ | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト|ぷよっと楽しいパズルRPG

 

「冒険の魔道師アルル」は★6が無く、★7のみでの登場です。

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リーダースキル効果:条件スキル発動減、連鎖係数倍化

通常攻撃時に赤ぷよを消してもスキル発動ぷよ数を減らすことができます。主属性が赤属性のカードでも適用されます*1
赤ぷよを4個消すごとにスキル発動ぷよ数を4個減らすことから、下記のような動きになります。

  • 赤ぷよ4個消すと、スキル発動ぷよ数は4個減る
  • 赤ぷよ5個消すと、スキル発動ぷよ数は4個減る
  • 赤ぷよ6個消すと、スキル発動ぷよ数は4個減る
  • 赤ぷよ7個消すと、スキル発動ぷよ数は4個減る
  • 赤ぷよ8個消すと、スキル発動ぷよ数は8個減る

可能なら4の倍数の個数で赤ぷよを消したいところです。

また、”連鎖係数を1.2倍にする”と書かれていますが、連鎖したときのダメージが大きくなる……というのが概ね想像されます。ただ、他のステータス値倍化の効果とは違い、ダメージ計算式内にある係数を倍化することになるため、単純にダメージが1.2倍になる訳ではありません。この件は、後述します。

スキル:攻撃力・回復力低下解除、攻撃力倍化(隣接)、連鎖のタネ

攻撃力・回復力低下解除

最近は、ステータス値を低下させる効果を付与してくる敵が登場しています。

画像は攻撃力ダウンのみ。回復力ダウンもあるし、両方とも付与される場合もある。

この効果を受けると、クエスト攻略が長引いたり、体力回復が追いつかなかったりして、クエストのリタイアに繋がり兼ねません。
ただ、今回のアルルはスキル発動ぷよ数:40で発動することから、一気にスキルを重ね掛けして大ダメージを狙うときに使う想定でしょう。確実にフィニッシュを決めたいのであれば、今回のアルルのスキルが大変有効です。

もし、フィニッシュ前にステータス低下解除したい場合は?最近、純白の魔界王子シリーズがそのスキルを持っています。スキル発動ぷよ数も少ないため、いち早くステータス低下解除をしたい場合は、入手/検討してみてください。

攻撃力倍化(隣接)

攻撃力倍化は、自身と隣接したカードに対して効果が適用されます。味方全体ではない点がやや難しく、デッキの組み方を少しだけ気にする必要があります。

攻撃力倍化(隣接) コラボ関連は除外

基本的には、デッキ内で攻撃力の高いカードを倍化させます。攻撃力の高いカードは、主に下記2点が挙げられます。

  1. カードのステータス値の高いカード
  2. 自身のみ連撃化・ワイルド化するようなスキルを持つカード

1番目に関して、デッキ内のカードのステータス値にバラツキがある場合、ステータス:こうげき値の低いを倍化するよりも、高いカードを今回のアルルの隣に配置した方が効率よくダメージが上げられます。
2番目に関して、自身のみ攻撃力を大きく上げるスキルを持つカードがあります。そのカードを今回のアルルの隣に配置することで、ダメージ値を大きく伸ばせます

連鎖のタネ

連鎖のタネを用意できるので、連鎖係数倍化と組み合わせたら大ダメージが狙えるのではないか?……と思われそうですが、正直、大きく期待できません…(後述)。
なお、連鎖のタネを用意できるカードは、下記のとおりです。

とくもりサポートスキル:自動回復

回復できるとくもりサポートスキルは、今回のアルルが初です。

今回のアルルは、たいりょくタイプであり、自身の回復力が低さが気になります。しかし、今回のとくもりサポートスキルで、”最大体力の10%の回復”を取得することで、回復力のステータスに左右されずに回復できます。上述の回復力低下の効果の影響も受けません。テクニカル攻略時において、かなり安定すると考えられます。

デッキ検討

連鎖係数倍化について

#やや難解。本項は、正直、あまり気にしなくてもいいレベル。
ダメージ計算式は下記を使って計算されます。

  • ダメージ = (①攻撃力)×(②ぷよの消え方による倍率)×(③連鎖による倍率)

連鎖係数は、③連鎖による倍率の中身に含まれています。詳細は、下記ページに記載しています。

仕組み上、結局どれぐらい強くなるのかが定量的に出しづらい為、倍化の有無でどれだけ変化するのかで見てみます。

 

例えば、3連鎖目で4個消したときのダメージ値について考えてみます。3連鎖したときに得られる連鎖倍率は、1 + 連鎖係数 = 1 + 0.70 = 1.70 です。連鎖係数を1.2倍にすると、1 + 連鎖係数 × 1.2 = 1 + 0.7 × 1.2 = 1.84
ここでデッキ全体で攻撃力が10万だったとすると、

  • 通常時 : 10万 × 1.70 = 17.0万 のダメージ
  • 連鎖係数1.2倍時 : 10万 × 1.84 = 18.4万のダメージ

となります。

「あんどうりんご」のようなとくべつルール(連鎖係数7倍)を使うカードであれば、連鎖倍率は 1 + 連鎖係数 × 7 = 1 + 0.84 = 5.90 であり、ダメージ値は

  • 連鎖係数7倍時 : 10万 × 5.90 = 59.0万のダメージ

となります。
よって、1.2倍化程度では大してインパクトはないように見えます。


一応、今回のアルルの連鎖係数1.2倍化は、「あんどうりんご」たちの連鎖係数倍化へ更に掛け算することでダメージを伸ばせます*2。仮に、「冒険の魔道士アルル」×「あんどうりんご」で連鎖係数が、1.2 × 7 = 8.4倍化すると、連鎖倍率は 1 + 0.7 × 8.4 = 1 + 0.84 = 6.88 であり、ダメージ値は

  • 連鎖係数7倍時 : 10万 × 6.88 = 68.8万のダメージ

となります。

 

上記は色ぷよを4個消したときのダメージ値ですが、実際にはスキルの重ね掛けをして更に2000倍以上が掛け算されます。仮に、2000 を掛け算すると、

  • 通常時 : 10万 × 1.70 × 2000 = 3.4億 のダメージ
  • 連鎖係数1.2倍時 : 10万 × 1.84 × 1000 = 3.68億のダメージ
  • 連鎖係数7倍時 : 10万 × 5.90 × 1000 = 11.8億のダメージ
  • 連鎖係数8.4倍時 : 10万 × 6.88 × 1000 = 13.76億のダメージ

となります。上記のような超概算でも、7倍と8.4倍で約2億のダメージ差で現れます。桁が変わるようなインパクトはありませんが、とくべつルールで連鎖係数を倍化するようなカードと組み合わせるとダメージがもう少し伸ばせそう……といったところです。

冒険の魔道師アルルのつかいみち

  • リーダー起用した場合、
    • 属性やタイプの縛り無くデッキ構築できる
  • スキルに関して、
    • 「冒険の魔道師アルル」の隣に置くカードに注意する
    • テクニカルクエストで耐久戦に備えるなら、とくもりサポートスキルは取得しておく

デッキ例

テクニカルクエスト向け……ですが、組み方の基本は他のクエストでも同様であり、自分のみ連撃化の効果を付与するカードを置きます*3

なお、”自分のみ”のカードは連撃化だけでなく、スキル:爆裂化スキル:ワイルド化などにもあります。適宜、探してみましょう。

最後に

ひとまず、デッキ内で隣に置くカードだけ気にして下さい。

蛇足

とことんの塔・赤60Fで起用してみた

「冒険の魔導師アルル」を起用した、とことんの塔での攻略様子を動画にしてみました。

今では入手が困難な「五条悟」を起用しているので、デッキの中身は参考にならないものになってしまっています。ただ、「冒険の魔導師アルル」の隣に攻撃力の高いカードを置くという点は、上述「つかいみち」の通りです。

今回はデッキの中身がうまく噛み合っていて、11ターンでクリアできています。

  • オートプレイ:リーダー側からスキルを発動
  • LS効果+連鎖のタネ+チャンスぷよ生成でスキル発動ぷよ数が減らしやすい
  • 序盤で脱落したカードがなかった(運の要素あり)ので、タイミングよくすべてのカードが同じタイミングでスキル発動できている

大まかにダメージ計算して、何が起きているのかを確認してみます。

「五条悟」が、8億弱ダメージ*4 × 3回が当たっているようです*5

更新履歴

  • 23/05/17:とことんの塔・赤 60F のプレイ動画 追加
  • 23/04/28:ステータス解除の項、攻撃力倍化(隣接)の項 追記
  • 23/04/25:新規作成

 

*1:赤ぷよを4個消すと、赤属性のカードのスキル発動ぷよ数は8減ります。

*2:動作確認済みです。別途、記事を書くかどうかは未定。

*3:自分のみ連撃化するカードの傾向として、対象を限定している代わりに攻撃力を大きく倍化しているように見えます。

*4:副属性のダメージも入れたら、おそらくそれぐらいになっていると考えられます。

*5:3連撃の部分を3倍として計算していません。