「さざなみのリゼット」は2019年8月にリリースされたカードです。夏らしいイラストで、単純に手元においておきたい方もいらっしゃると思います。せっかく持っているのなら、デッキを構築して運用できたらもっといいのでは?ということで、リリースからしばらく経っているカードではありますが、pickupしてみたいと思います*1。
さざなみのリゼット pickup
カード情報から読み取れること
このリゼットさん、こうげきタイプなんですね…。
リーダースキル効果
攻撃力や体力への倍加率は、★7ぷよフェスのそれには敵いませんので、リーダーとしての起用はあまりないでしょう。ただ、ハートBOXを消す毎にスキル発動ぷよ数を減らせる面白いスキルを持っています。
スキル:スキル砲(こうげき値+かいふく値を参照)
このリゼットを攻撃のメインに据えるのなら、スキルの内容に合わせたデッキ構築が必要です。
- デッキ内スタメンにいる黄属性のカードのステータスを参照するため、黄属性メインでデッキ構築
- スキル発動ぷよ数は平均的。早撃ちに向いておらず、しっかりエンハンスを重ねて撃つべき
- 盤面上の黄色ぷよの数によって威力が変化。黄色ぷよをなぞって変換するスキルがエンハンス扱いになれる
そして、このデッキの最も売りとなる部分は、ギルイベで時々ある攻撃回復逆転ステージでも同じ威力になるという点です。
検証
デッキ構築:さざなみリゼット砲
先程のスキル内容で読み取った内容に従って、デッキ構築します。
※2020年11月22日、再構築&再計算しました。
上記のデッキでリゼットのスキルを発動すると、最終的に38億ダメージと試算されました。攻撃回復逆転ステージでは、条件付き攻撃力倍化を適用できないため、9.7億ダメージです。
上記の試算結果より、属性盾のあるボス(:ギルイベ想定)では物足りないでしょう。目安は盾無しで100億単位のダメージです*2。
体力砲との勝負
先日、冒険家シリーズを使った体力砲について述べました。
デッキはこんな感じです👇
詳細は記事を読んでいただきたいのですが、上記のデッキで1発1億ダメージを出すことができます。冒険家シリーズの数だけ撃つことができるので、最大5発撃つことができます。単純計算で5億ダメージです。
ダメージ値では "さざなみ砲" の方が確かに上です。しかし、冒険家シリーズで揃えた上記デッキの方が、スキル発動までの早さは上です。冒険家シリーズは、スキル発動ぷよ数が30(スキルLvがMAXであれば 25)な上に、クエスト開始時にチャンスぷよを生成できる強みがあります。
敵の傾向は時の流れとともに変わっていくかもしれませんが、殊にギルイベでは討伐のダメージだけでなく討伐する早さも重要になってくるため、スキル発動の使い勝手との兼ね合いも見る必要があります。
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最後に
冒険家シリーズが★7へんしん解放される前は、攻撃回復逆転ステージでの有効な選択肢だったかもしれませんが、現在ではやや後退してしまっているように感じました。
更新履歴
- 20/11/22:デッキ例の再編成および再計算
- 20/08/11:新規作成