2020年11月20日(金)、夢の配達人シリーズ「エリサ」の★7へんしんが解放されました。★6ではターンプラスできるリーダースキル効果と黄ぷよへの塗り替えができるスキルを持っていましたが、★7では更に攻撃力倍化のスキルも同時に発動できるようになりました。
目次
カード情報から読み取れる内容
リーダースキル効果:ターンプラス
★7夢の配達人シリーズは共通して自身の主属性のステータス値を倍化し、且つ敵側にターンプラスする効果を持っています。倍化率は決して高くはないものの、ターンプラスを使って強敵相手からの攻撃前にスキルを貯め、有利に進めることができます。
スキル:色ぷよなぞり変換+攻撃力倍化
盤面をなぞって色ぷよに変換できるスキルを持っています。なぞれる数は、2020年11月現在において最大です👇
上記表の通り、元々★6の時点で変換できる数は12個であり、スキル発動ぷよ数:40も変わりありません。★7へんしん後においてもスキル発動ぷよ数:40のままであり、星の魔導士シリーズ「イレーヌ」のようにデッキ内のスキル促進役として使うのは厳しいでしょう。
今回、ぬりかえできる対象に変更があり、ハートBOX・おじゃまぷよ・かたぷよが追加されました。「エリサ」のスキルを利用した攻撃は、盤面内に分離消しができるような黄ぷよの配置が挙がるでしょう。★6時点で色ぷよ以外は塗り替えられなかったのですが、★7へんしんを遂げることによりプリズム以外は自由に塗り替えることができるようになりました。
さらに、★7へんしん後はスキル:攻撃力倍化を備えています。デッキ編成の際は、スキル重複しないように注意が必要です。
分離消し用に配置することに関して
「エリサ」だけで黄ぷよを12個配置できることから、3分離を狙うことを思い浮かべるかもしれません。黄ぷよで3分離したときのダメージの求め方は、下記のとおりです。
(黄属性の基礎攻撃力)✕ (連鎖倍率) ✕ {1 + (12-4) ✕ 0.15 } ✕ 3
= (黄属性の基礎攻撃力)✕ (連鎖倍率) ✕ 6.60
私見ですが、6.60倍の攻撃力を得るためだけに使うのはどうなのか……と思えます。これだけを狙うのであれば、わざわざ「エリサ」を使うよりも、プリズム砲をデッキに編成した方がダメージを出せます。
目先の12個自体の配置だけで考えるのではなく、盤面内ぷよ合計48個の4分の1をプレイヤー側の意思で配置することができると捉え、連鎖のタネを自分で作り出すとか盤面内の色ぷよの種類を少なくする等を考えたほうが良いと私は考えております。結局は、スキル:ワイルド化を利用した分離消しの補助に使い、分離消しを複数回起こしやすくするイメージです。
……上記は単なる捉え方の問題であり、"落ちコン*1"次第でどうにでもなると言わたらそれまでですが。。
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デッキ考察
エリサのつかいみち
- リーダー起用は、黄属性orかいふくタイプをメインにしたデッキ
- リーダー起用率の優先度は高くないが、ターンプラスによる効果を期待したいときに起用
- 黄属性とかいふくタイプの攻撃力を倍化だけでなく、盤面に黄ぷよを並べられることを利用する
デッキ案1:ワイルド化+分離消し
結局、いつもの殴りデッキから変わってないものの、あらかじめ邪魔ぷよを消しておいたり等で盤面を整備でき、分離消しの連続が捗りそう。(※下記試算の倍率100倍は仮置きで)全盾・副属性は除き、3.1億ダメージです。
デッキ案2:スキル砲
黄ぷよの数が係数になっているようなスキル砲では、「エリサ」のスキルがそのまま12 ✕ 3 倍を盛り込むことができます。例は少ないですが、「つきよのウィッチ」「さざなみのリゼット」のようなスキルです。
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最後に
「エリサ」によって大きく攻撃力/ダメージが上がる訳ではありません。リーダースキル効果:ターンプラス、盤面へのぷよ配置、そして攻撃力の倍化といった複数の役割によって、強敵を撃破できるカードに成り得ます。
*1:落ちコンボ。パスドラからの引用?ぷよクエでは、ネクストぷよから更に上の段に積まれているぷよ次第で連鎖が続くかもしれません。