2021年3月1日(月)、ぷよフェスとして「大自然を巡るゲンサン」が新登場しました。今回の記事は、カード情報から読み取れる内容から起こしました。なお、今回のカードはシリーズ化が予定されているらしく、ゲーム内の検索機能内でシリーズ名:大自然を巡る熱砂の旅が新規登録されました。
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カード情報から読み取れる内容
リーダースキル効果:なぞり消し増、初回スキル発動減
なぞり消し増によってぷよのなぞり消しのしやすさが増す効果があります。また、それだけでなく、初回のスキル発動ぷよ数を減らすことができます。例えば、スキルを早く発動させて敵を足止めする等のデッキを組む際、便利な効果となります*1。ただし、この効果を得られるのはたいりょくタイプのみであり、デッキはたいりょくタイプのみで組む必要があります。
また、後述しますが、「大自然を巡るゲンサン」自身が状態異常を付与できる効果を持っているため、別途カードを用意する必要がなく、このカード1枚で敵の行動を妨害することができます。
スキル:体力砲(自身のみ)、状態異常付与:怒り・怯え・やどり木、ワイルド化
複数の効果を盛り込んだスキルです。一応、"体力砲"としての威力を倍率だけで見れば、例の"冒険家砲"の2.5枚分です。ただ、使うにしてもスキル発動ぷよ数は40と少なくはないため、スキル発動ぷよ数:25で撃てる"冒険家砲"の代わりとして使うのは厳しいです。
それよりも、スキル:ワイルド化として使えることから、「大自然を巡るゲンサン」は通常攻撃を前提としたデッキを組むことになりそうです。今までのカードでは、「かわったエコロ」「なよたけのりん」と似たような動作になります。
また、「大自然を巡るゲンサン」は状態異常を3つも同時に付与できます。その中でも状態異常:やどり木を防ぐ盾は登場しておらず、このカードが新登場した時点では、必ず付与できる状態異常の1つとなります*2。
そこで状態異常を付与することで相乗効果が得られるカードと組み合わせたいところですが、2021年2月現在、「クローラス」のようなカードが、たいりょくタイプのカード内に存在しません。今後のカードのリリースに期待したいところです。
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デッキ考察
大自然を巡るゲンサンのつかいみち
- リーダー起用は、たいりょくタイプ限定デッキ
- 状態異常を最大3つ付与できる
- スキル:ワイルド化を利用した通常攻撃によるデッキ構築
ぷよクエ公式サイトデッキ
早速、新しくリリースされる「ショータイムのフルシュ」と組み合わせています。
このデッキでは5色にしているものの、そのメリットは特にありません。むしろ、何かしらの弱点属性のカードを含めてしまうことになり、デメリットの方が大きいです。単純に役割(攻撃力倍化・条件エンハンス・連撃化)を意識できればよく、更に言えば有効なリーダースキル効果をもつカードをサポーターに置けるように考えるべきです。
👇不完全な図ですが、置き換えるべきカードは下記が参考になるかもしれません
参考記事:ギルイベ用メモ・第2回★7へんしん解放海賊【ぷよクエ】 - kaya[grv]’s diary - ぷよクエ攻略ヒント集
蒸気都市のりすくまデッキ
上述の弱点属性のカードを持っていたとしてもメリット出す場合の例です。「蒸気都市のりすくま」でデッキを組むと、スキル発動ぷよ数を比較的容易に減らすことができます。
ただし、このデッキを組むには、手持ちのカード資産が求められます。特に、多色デッキでスキル:盾破壊を担えるカードが「クルーク ver.新八」のみです(2021年3月5日現在)。もしかしたら、「クローラス」「蒸気都市のアリィ」のようなカードがたいりょくタイプで登場するかもしれませんので、そのときに再度確認した方がよいでしょう。
今後の期待など
ここの節では個人的な勝手な思いを述べますが、デッキスライドのスキルが使えるカードと組み合わせたいです。現在、青属性・バランスタイプの「デーモンサーバント」、紫属性・かいふくタイプの「アポストロス」の2種類だけであり、「大自然を巡るゲンサン」のリーダースキル効果の恩恵を受けられません。たいりょくタイプでデッキスライドができるスキルを持つカードが現れたら、使い道が広がるように見えます。
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最後に
「大自然を巡るゲンサン」が活躍できるかどうかは、もう少し先のように思えます。
また、今後のシリーズ:大自然を巡る熱砂の旅が、色違いで内容がまったく同じかどうかが現時点では不明です。ひょっとしたら、このシリーズだけでデッキを組めるようにするのかもしれませんし…。
ともかく、有用かどうかの評価は、色々なカードがリリースされてからだと考えられます。